縦長にするなら設定で必然性を

呪文末尾の“16:9”は、別にどんな割合でもいいわけで。縦長だって全然あるわけだ。

で、せっかく縦長にするなら絶対それを生かす要素にすべきだよな、となって、

“A schoolgirl combatant with octopus hair and a gas mask.”

ガスマスク少女。パースと並ぶ弱点であるところの腕を、蛸みたいな(そう指定した)おさげの髪の毛で隠せる結果になってなかなかいい感じ。同じく弱点である手もいい感じに謎パーツで隠れました。やるじゃん。それにしてもガスマスクのソリッドな質感がたまらん。

“A female bookstore clerk wearing a surgical mask climbs a bookshelf over 100 meters in a forward leaning posture.”

あろひろしの「とっても少年探検隊」みたいに、めちゃくちゃな巨大スケールにすることで何らかのおかしみを生んでいくやつ。生成するとまず出てくる4つの案を何回かリテイクさせていくうちに「おっ」となった絵柄をピックアップ。そこからまた4案出させて育てたのがエクストリーム書店員シリーズの幕開けであるこれ。けっこう好きなんだけど、呪文生成がとにかく難しく、プラスおもしろ小ネタ出しにも限界があった。

書店員かつ本格的な登山をする人などいれば会議がしたい。