「/describe」でスクライブ

スクライブ(英語: Scribe)は「書く人」という意味で、文字で書くことがそれほど一般的でなかった古代に王の命令を書き物にしたり、歴史的・宗教的なものを複写する人を指し、また印刷機が発明される以前の中世にさまざまな写本を複製する職業に従事する人を…

じゃなくて、

ディスクライブ。(動詞・他動詞 発音:diskráib)「説明する、記述する、特徴づける、見なす」みたいな意味。新しい機能。

本日より入力欄に「/describe」と打ち込むと、こんな感じの

画像貼りつけ欄が出てくるようになったので、上の枠をクリックして自分の画像フォルダに飛んでそこの画像を呼び出してもいいし、下の欄にコピーした画像を直に貼りつけてもいい。そしてエンターキーを押すと、今までコツコツ入力してたような、その画像を生成するであろうプロンプトの案が逆に4つ提示される。

アスペクト比も元ネタ画像のものが一応適用される(妙に細かくズレる時もある)。

おお、これなら今まで詰まってた「何て説明したらいいかわからん…」が解消される!元ネタたる概念図を描いて放り込めば難しい設定の画像もバンバン量産できるぞ!

 

と、思うじゃん?(急に米屋先輩

結論から言うと現時点ではそこまで万能じゃなかったね。

なんとなくの印象しか伝わってないというか、シチュエーションとかキャラや物の配置とか男女どっちとか何の動物なのかとか、そういう理解はまだまだ全然(絵が下手なんじゃないですか?は禁句)。結局プロンプトで説明を尽くさなきゃダメだし、ダメ押しでプロンプト冒頭に元ネタのURLを入れれば多少は方向つけられるけど、まあもどかしさは拭えない。

あとユーザーが今まで打ち込んだ膨大なプロンプトから学習したのか、元々仕組み的にそういうものなのかは知らないけど、とにかく固有名詞(それも実在のクリエイターの。大半は絵を描く人の)がバンバン出てくるのも何かこう、ええんかいな本当に、という気持ちになる。まあよくはないだろうな、検索汚染…はDiscord発であるのか無いのかちょっとわからないけど、ユーザー側のメンタリティー的な意味でも。

だからこう、いちばんいい使い方としては、本当に簡単な概念図を描いて放り込んで、ネイティブならぬ身では思いもよらないプロンプトを捻り出してもらい、参考画像など入れずにそのまま生成させる…なのかなあ…という感じ。参考画像URLとか入れない方がとにかく絵の勢いはあるので。まあアスペクト比くらいは好きに変えていいかな。そして個人的にはこの機能で捻り出した画像、プロンプトにアーティスト名や作品名があるやつはここに貼るのを避けるかな…という感じ。律儀に逐一プロンプトを貼ってるから、こんなアクセス数が少ないブログだって検索で引っかかりはするだろうし、それにエゴサで辿り着いたご本人とか万一いたら超迷惑だろうし。そもそもAIによる画像生成じたい、これからどうなるのかも正直わからんし、最終的に「プロンプトに個人名入れるのは全部だめ」という話に世界的になるかもだし。